かるたちゃんねる『百人一首・意味・覚え方』

百人一首の各歌の意味、覚え方をまとめています。競技かるたに興味がある人必見。

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031番〜040番

『忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで』意味

歌番号:040 歌の作者:平兼盛 歌の原文・読み 【原文】 忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで 【読み】 しのぶれど いろにいでにけり わがこいは ものやおもうと ひとのとうまで 歌の意味・現代語訳 誰にも知られないように隠していた…

『浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき』意味

歌番号:039 歌の作者:参議等 歌の原文・読み 【原文】 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 【読み】 あさじうの おののしのはら しのぶれど あまりてなどか ひとのこいしき 歌の意味・現代語訳 すすきや笹がまばらに生える野のよう…

『忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな』意味

歌番号:038 歌の作者:右近 歌の原文・読み 【原文】 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな 【読み】 わすらるる みをばおもわず ちかいてし ひとのいのちの おしくもあるかな 歌の意味・現代語訳 あなたから忘れられたとしてもわたし…

『白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける』意味

歌番号:037 歌の作者:分屋朝康 歌の原文・読み 【原文】 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 【読み】 しらつゆに かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける 歌の意味・現代語訳 白露に風がしきりに吹き付けている…

『夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ』意味

歌番号:036 歌の作者:清原深養父 歌の原文・読み 【原文】 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ 【読み】 なつのよは まだよいながら あけぬるを くものいずこに つきやどるらん 歌の意味・現代語訳 夏の夜はまだ始まったばかりだと…

『人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける』意味

歌番号:035 歌の作者:紀貫之 歌の原文・読み 【原文】 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 【読み】 ひとはいさ こころもしらず ふるさとは はなぞむかしの かににおいける 歌の意味・現代語訳 あなたの心は昔のままかどうかわからな…

『誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに』意味

歌番号:034 歌の作者:藤原興風 歌の原文・読み 【原文】 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに 【読み】 たれをかも しるひとにせん たかさごの まつもむかしの ともならなくに 歌の意味・現代語訳 誰を友としていけば良いのだろう。 馴染…

『久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ』意味

歌番号:033 歌の作者:紀友則 歌の原文・読み 【原文】 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 【読み】 ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しずこころなく はなのちるらん 歌の意味・現代語訳 こんなにのどかな日の射す春なのに、花はど…

『山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり』意味

歌番号:032 歌の作者:春道列樹 歌の原文・読み 【原文】 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり 【読み】 やまがわに かぜのかけたる しがらみは ながれもあえぬ もみじなりけり 歌の意味・現代語訳 山の中を流れる川に風が掛けた美し…

『朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪』意味

歌番号:031 歌の作者:坂上是則 歌の原文・読み 【原文】 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 【読み】 あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき 歌の意味・現代語訳 夜明けに外を見てみると、有明の月が…

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