かるたちゃんねる『百人一首・意味・覚え方』

百人一首の各歌の意味、覚え方をまとめています。競技かるたに興味がある人必見。

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081番〜090番

『見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかはらず』意味

歌番号:090 歌の作者:殷富門院大夫 歌の原文・読み 【原文】 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかはらず 【読み】 みせばやな おじまのあまの そでだにも ぬれにぞぬれし いろはかわらず 歌の意味・現代語訳 涙で濡れて色がかわってし…

『玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする』意味

歌番号:089 歌の作者:式子内親王 歌の原文・読み 【原文】 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 【読み】 たまのおよ たえなばたえね ながらえば しのぶることの よわりもぞする 歌の意味・現代語訳 私の命よ、絶えることなら早…

『難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき』意味

歌番号:088 歌の作者:皇嘉門院別当 歌の原文・読み 【原文】 難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 【読み】 なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ みをつくしてや こいわたるべき 歌の意味・現代語訳 難波の入り江に生える刈…

『村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ』意味

歌番号:087 歌の作者:寂蓮法師 歌の原文・読み 【原文】 村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ 【読み】 むらさめの つゆもまだいぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆうぐれ 歌の意味・現代語訳 にわか雨の露がまだ乾ききらないうちに…

『嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな』意味

歌番号:086 歌の作者:西行法師 歌の原文・読み 【原文】 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな 【読み】 なげてとて つきやわものを おもはする かこちがおなる わがなみだかな 歌の意味・現代語訳 嘆きなさいと月は私に物思いをさせるの…

『夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり』意味

歌番号:085 歌の作者:俊恵法師 歌の原文・読み 【原文】 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり 【読み】 よもすがら ものおもうころは あけやらで ねやのひまさえ つれなかりけり 歌の意味・現代語訳 一晩中つれないあなたの事…

『長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき』意味

歌番号:084 歌の作者:藤原清輔朝臣 歌の原文・読み 【原文】 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 【読み】 ながらえば またこのごろや しのばれん うしとみしよぞ いまはこいしき 歌の意味・現代語訳 この先、生きながらえるの…

『世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる』意味

歌番号:083 歌の作者:皇太后宮大夫俊成 歌の原文・読み 【原文】 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 【読み】 よのなかよ みちこそなけれ おもいいる やまのおくにも しかぞなくなる 歌の意味・現代語訳 世の中には辛い事から逃げる…

『思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり』意味

歌番号:082 歌の作者:道因法師 歌の原文・読み 【原文】 思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり 【読み】 おもいわび さてもいのちは あるものを うきにたえぬは なみだなりけり 歌の意味・現代語訳 あなたのつれなさに耐え忍び、これ…

『ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる』意味

歌番号:081 歌の作者:後徳大左大臣 歌の原文・読み 【原文】 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる 【読み】 ほととぎす なきつるほうを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる 歌の意味・現代語訳 ホトトギスの鳴き声が聞こえた…

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