2015-03-10 『朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木』意味 061番〜071番 歌番号:064 歌の作者:権中納言貞頼 歌の原文・読み 【原文】 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 【読み】 あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに あらわれわたる せぜのあじろぎ 歌の意味・現代語訳 ほのぼのと夜があけるころ、宇治川にかかる川霧がすこしずつ晴れてきて、 その間から網代木が次第に見えてくる景色はなんとも面白いものだ。