『秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ』意味
歌番号:001
歌の作者:天智天皇
歌の原文
【原文】
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
【読み】
あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ
歌の意味・現代語訳
秋の季節の田んぼのそばにある小屋は、田んぼの番をするために仮に建てられたものだから、屋根の編み目のが荒くて隙間だらけ。
その隙間から入り込む夜露でわたしの衣の袖がぬれてしまっている。